ののうえ さき

野々上さき

女性 20歳

主人公。結倉の町に5歳まで住んでいた。
歌詠みの歌を判定する次の判者に選ばれ、十数年ぶりに結倉へ戻ってくることに。 ニュートラルで控えめな雰囲気を持っているが、神と疎通を図る芯の強さを持ち合わせている。

「きっと、大丈夫。
為すべきことは、自ずとみえてくるはずだから」

こすず みこと

小鈴 みこと

男性 19歳

私立大学に通う理系男子。 SNSに短歌と写真を一緒に載せるのがスタイル。性格はさらっとしており、人との距離感が抜群。 誰に対してもフラット。恋愛自体に今まであまり興味がなかった。 新館舞衣と一緒に、比斗奈ひとな神社の歌詠みとして、宝具である「紙」を守っている。

「一足す一は二の世界って、安心する。
なんにも複雑じゃなくてさ」

もう一度話す機会をどうつくる
きみが気になる夏のベクトル

にいだて まい

新館 舞衣

女性 17歳

7歳から16歳まで親の都合でアメリカに住んでいたため、現在は結倉から離れたインターナショナルに通学。 生粋の文学少女だが彼女のファッションの影響もあり、全くそう見られない。 「私は私以外にはなれない」という哲学と美意識を持つ。 小鈴みことと一緒に、比斗奈ひとな神社の歌詠みとして、宝具である「紙」を守っている。

「キミの光は透明。
私の光は、キミからどんな風に見えるんだろ」

星も恋もなにゆえ芽吹く?
君に会うために手にするロッキンホ

たかや さねおみ

鷹屋 実臣

男性 28歳

結倉の町でバーを経営する、明朗で抜群の包容力を持った大人。 大学は英国に留学。 恋愛経験は豊富。話し上手で聞き上手。 来るもの拒まず去るもの追わず。 佐波奏一と一緒に、富垂ふた神社の歌詠みとして、宝具である「筆」を守っている。

「ほらここに座って、キミの話を聞かせて。
……で? 今日はどんなものに心を揺らした?」

もう少しこっちに来いよ
傍らのお前を横目に見る繁華街

さなみ そういち

佐波 奏一

男性 25歳

物静かで無駄なおしゃべりはしない。正真正銘の雨男で、歌を詠むと雨が降る。 代々「歌詠み」を輩出してきた名家を背負う。 毎日必ず一首、先祖へ歌を詠むというストイックなことをしている。 普段は美術雑誌の企画課に勤務。 鷹屋実臣と一緒に、富垂ふた神社の歌詠みとして、宝具である「筆」を守っている。

「なんとなくかな。
今夜は、貴方が来る気がしたんだ」

あしひきの長き夜半に汝が声を
思ひて過ごすさは、逢ひに行かむ

そらたに まほ

空谷 真秀

男性 22歳

美大生。歌詠みとしての力が強すぎるため、逆に歌を気軽に詠むことを禁じられている。 その反動があり、幼いころより自己表現のために絵を描くようになった。 独特の時間の流れを持つ超マイペースな青年。 桃園林吾と一緒に、広末ひろみ神社の歌詠みとして、宝具である「文鎮」を守っている。

「色は重ねると次第に黒くなるけれど、
判者はどんな色を重ねても、判者の色を失わない」

夕暮れの空にたゆたふ白雲が
なれの横顔。この身の、凡て

ももぞの りんご

桃園 林吾

男性 18歳

やんちゃで元気ハツラツな男子高校生。 趣味はブレイクダンス。駅前でお披露目するのが日課。 名前にコンプレックスを持っていて、中学のあだなは「桃にりんご」故に「フルーティー」。彼にとっては黒歴史。 空谷真秀と一緒に、広末ひろみ神社の歌詠みとして、宝具である「文鎮」を守っている。

「まっかせてください!
オレ、ぜったいのぜーったいに先輩を守ります!」

振り返る・あなたが見える・風が吹く・
あなたが笑う!それがしあわせ!!!